• 2022.07.28
  • 農業技術
農業において安定して作物に水と栄養を与える精密灌水システムを扱うイスラエル発のアグリテック企業ネタフィムが、点滴灌水を導入した乾田にて米栽培の実証実験をスタート。水と肥料の無駄を削減し、メタンガス発生を抑制するサステナブルな生産への転換を促します。

ネタフィムジャパン株式会社(本社:東京都中央区日本橋中洲5-10、代表:ジブ・クレメール、以下ネタフィムジャパン)は、秋田県五城目町と長野県東御市の2拠点において、点滴灌水を導入した乾田での米栽培の実証実験をスタートいたしました。限られた資源の最大効率化を目指す同社が、点滴灌水システムでの灌漑・施肥により、水と肥料の無駄を削減し、さらに水田での米栽培における課題である「二酸化炭素の28倍(※1)の温室効果があるメタンガスの発生」を限りなくゼロに近づけ、サステナブルな米の生産へ転換するための第一歩を踏み出しました。

今回はネタフィムジャパンにより、日本国内での実証実験を開始し、日本の圃場での点滴灌水による効果を多角的に計測します。秋田県五城目町と長野県東御市の農業法人との共同プロジェクトで、日本において古くから伝わる水田文化からの転換を中心に、農作業・生産過程の課題解決を実現します。