• 2023.11.27
  • 投資・VC
  • 防犯・防災・航空宇宙・サイバーセキュリティ

イスラエルのAIベースのサイバーセキュリティ企業Dream Securityは、3500万ドルの資金調達を完了しました。同社は昨年、元スパイウェア企業NSOのCEOシャレフ・ヒュリオ氏 、元オーストリア国会議員議長Sebastian Kurz 氏、元Adallom、NSO、首相府のギル・ドレフ氏によって設立されました。

今回の資金調達ラウンドは、マイケル・アイゼンバーグが創業パートナーを務める既存投資家のアレフと、ドヴィ・フランスのグループ11が主導しました。

ヒュリオ氏は、予備役として兵役に就いているにもかかわらず、また、経済状況に問題があるにもかかわらず、資金調達ラウンドを終了することについて『グローブ』紙に語りました。「外国のファンドはイスラエルに投資したがらず、恐れています。顧客でさえ躊躇しています。私たちにとって象徴的な何かを行うことはとても重要で、実際、マイケルとドヴィは戦争のさなかに融資ラウンドを主導することを決めました。最も感動的だったのは、調印が行われたとき、私は陸軍の予備役だったので、マイケルと経営陣全員がガザ国境にやってきて、私が軍服を着たままで契約が結ばれたことです。」

同社が開発したプラットフォームは、企業や政府にサイバーセキュリティを提供する。ヒュリオ氏は『Globes』に対し、「私たちの顧客は、多くのネットワークを持つ巨大企業、政府や政府機関、重要インフラ、さらには水道会社、電力会社、港湾、石油精製所などです。高度にコンピューター化され、サイバー攻撃に非常に敏感なあらゆる種類の組織です」と語りました。