• 2018.10.04
  • ライフサイエンス

日本ライフラインは、Endospan Ltd.と、同社製品であり、弓部大動脈疾患の治療に用いる分岐付き胸部用ステントグラフト「NEXUS(ネクサス)」に関する、日本国内における独占販売契約の締結に向けた基本合意に至った。

「NEXUS」は、弓部大動脈疾患の治療のために設計された胸部用ステントグラフトであり、中枢側にある腕頭動脈部へ留置するための分岐部を有し、弓部大動脈を幅広くカバーする。本品の最大の特徴は、腕頭動脈への分岐部がメインボディと一体型となるデザインを採用していることにあり、この構造により、分岐部を頸動脈からメインボディに接続する一般的な方法に比べ、手技が簡便であるだけでなく、血管への干渉が最小限で済み、血栓の遊離を抑えられることから、脳梗塞リスクの低減が期待される。

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