• 2024.03.19

イスラエルのビジュアル生成AIオープンプラットフォームBRIAは2月21日、GFT Ventures、Intel Capital、Entrée Capitalが共同で主導し、Publicis Groupe、Getty Images、Samsung Next、IN venture(住友商事、日本)、Atinum Investment(韓国)、Z Venture Capital(LYコーポレーション、日本)、Mirae Asset Venture Investment、J-Venturesなどが追加投資した2400万ドルのシリーズA資金調達ラウンドの完了を発表した。

今回の投資は、BRIAの成功に基づき、テキストからビデオへの変換機能など、その豊富な生成機能を強化し、開発者向けのオープンプラットフォームを継続的に強化し、グローバルに事業を構築するものだ。
BRIAは、企業が視覚的な要件を調整し、開発者が生成AI機能をソースコードや事前学習済みモデル、API、SDKとして既存のあらゆる製品、ソリューション、システムにシームレスに統合できるようにする。BRIAは世界有数のストック画像プロバイダーの多くと提携し、10億枚を超えるライセンス画像を管理している。これらの画像はBRIAのテキストから画像への基礎モデルのトレーニングに使用され、同時にオリジナルのクリエーター、アーティスト、メディア企業が、最終的に生成される出力物に対する画像の貢献度を公正に補償するロイヤリティを受け取ることを保証する。

BRIAの創設者兼CEOであるヤイア・アダト博士は、次のように述べている。「生成AIの商業運営への導入が急速に進み、競合他社に戦略的優位性を与えないために生成AIに早急に取り組む必要性にCEOの70%が同意している中、最終的な出力は、基礎モデルを壁に囲まれた庭に保持することなく、倫理的で偏りのない、ライセンスを受けたソースから開発されることが不可欠です。企業がシームレスに事業を拡大し、知的財産とデータを確実に所有できるように、コア・テクノロジー・スタックの一部として生成AIの機能を備えることが不可欠となります。これこそが、BRIAがライセンス供与されたプラットフォームを利用するすべての企業に提供するものであり、より多くの企業に責任を持ってAIを生成する能力を与えるこの機会に感激しています。」

※原文は英語となります

在イスラエル日本大使館発行のニュースレターより抜粋