【企業概要】

設立は1993年。Ofilは、特許取得済みのソーラーブラインド技術を組み込んだUVバイスペクトル光学およびデジタル検査システムを開発および製造しており、電気設備および環境ハザードを監視するために世界中で使用されている革新的なソリューションプロバイダーであります。当社のコロナ放電におけるデジタル検査システムは、電気的故障の診断、防止、予測に不可欠です。当社のUV偏光システムは、沖合の油流出拡大のマッピングと洗浄効果の制御等にも役立ちます。Ofilは、独自のUV光学の専門知識を使用して、UV強化イメージングソリューションの開発を続け、グローバルな電力網の変化するニーズに対応し、長年の研究開発から生まれた革新的で高品質な技術を提供する企業として世界的に認められてきました。

現在同社はUVの設計、製造、マーケティングの世界的リーダーであり、さまざまな商用、産業用、および研究分野において利用されております。

 

【技術概要】

コロナ放電は、電界が臨界値を超える空気のイオン化による導体および絶縁体からの発光部分放電です。局所電界が高いと、空気がイオン化して放電が発生します。このプロセスには窒素分子が関与し、UV放射が発生します。電離の蓄積は、電界が臨界値を超えている場合にのみ発生します。コロナ放電は水蒸気の存在下で硝酸を生成するオゾン、窒素酸化物などの腐食性物質を作り出し、高圧線や変電所のコンポーネントの寿命を縮める、あるいは、HV絶縁体、特に非セラミック(NCI)絶縁体に損傷を与える、AM送信への無線干渉(RI / RFI)等の悪影響を及ぼします。事業者は通常、ラジオやテレビの信号に欠陥があるという苦情によってコロナを認識します。コロナは日光の下では肉眼では見えないため、保守の担当者は、コロナカメラや無線アンテナなどのデバイスを疑わしい領域に向けて調査し、コロナを追跡します。但しコロナ放電はほとんど熱を発生しないため、サーモビジョンカメラでは検出されません。

同社のカメラは、UVc放電源を検出する最も敏感な非侵入型装置であり、同社の”DayCor®”テクノロジーは、独自のビルディングブロック、つまりソーラーブラインドフィルター、UVオプティクス、正確なメカニズムとエレクトロニクス、高度なアルゴリズムをカプセル化したものです。全体として、DayCor®テクノロジーは、UVビームを収集し、スコアリングされたUVフォトンの指標とともに、検査されたシーン全体の意味のあるデジタル画像として処理および表示できるようにします。また同社の検査機器は、ソーラーブラインドの紫外線(UV)信号を視覚化して、高電圧機器で放出されるコロナとアーク放電を検出する機能を備えています。

 

【Use Casesおよび、産業利用用途】

電力事業のメンテナンス業務

鉄道会社向け予測保守運用

石油化学産業

送電網のコンポーネントのメーカー

高電圧研究所および研究所

国土安全保障のためのUV信号検出

環境団体による油流出監視

重電企業工場群や港湾ターミナル内での電力供給施設

 

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【求めるパートナーシップ】

販売代理店、エンドユーザー、協業パートナー