• 2024.07.30
  • 防犯・防災・航空宇宙・サイバーセキュリティ

Wizは、グーグルに買収さ れる230億ドル(約2.8兆円)という、検索大手としては過去最大の買収案件から撤退し、従業員には以前の計画通りIPOを目指すと伝えた。


Wizの共同設立者Assaf Rappaport氏は、同社は次のマイルストーンである株式公開と年間経常収益10億ドルに集中するだろうと書いている。Wizは、グーグルとの交渉が報じられるずっと前から、この2つの目標に目を向けていた。

この取引は、直近の資金調達ラウンドでの新興企業の評価額120億ドルをほぼ倍増させることになる。Wizは2020年に設立され、5月の時点でIPOを目指していたラパポートの下で急成長を遂げた。同社は1年半後に年間経常収益1億ドルを達成し、昨年は3億5000万ドルに達した。

ウィズのクラウドセキュリティ製品には、予防、能動的検知、レスポンスなどがあり、このポートフォリオは大企業にアピールし、グーグルが同じくセキュリティソフトを販売しているマイクロソフトに対抗するのに役立つだろう。
このポートフォリオは大企業にとって魅力的であり、グーグルが同じくセキュリティ・ソフトウェアを販売しているマイクロソフトと競争する上で助けになるだろう。