海外旅行者が医療サービスを利用できるようにすることに焦点を当てた企業であるAir Doctor (エア・ドクター)は、aMoonファンドが主導し、戦略的投資家である東京海上ホールディングス、サムスン・ベンチャーズ、既存株主であるLightspeed Venture Partners、Vintage Investment Partners、Phoenix Insurance、Munich Re Venturesの参加を得て、2000万ドルの資金調達ラウンドを完了した。
エア・ドクターは、海外旅行者を多言語に対応する20,000人以上の医師や専門家のグローバル・ネットワークにつなぐもので、すでに84カ国で展開している。このアプリを使えば、旅行者は海外で簡単に医師を見つけることができる。エア・ドクターによると、同社のプラットフォームは、保険会社の医療費請求コストの50%削減と、各医療ケースの治療時間の75%削減に貢献しているという。現在イスラエルのPhoenix Insuranceが使用しているこのアプリは、過去1年間で顧客数を2.5倍に増やした。