【ユニコーン15社輩出の海外投資家に学ぶ】スタートアップが海外VCからの資金調達を成功させる鍵は「誠実さ」と「ストーリー」
ユニコーン企業は世界で1220社。そのうち652社はアメリカ、173社は中国、71社はインド。日本のユニコーンは6社に留まっています(2023年11月時点、ソース)。とはいえ、この差は必ずしも日本のスタートアップが劣っているから生じているというわけではありません。その要因の一つは、アメリカを筆頭とした海外のスタートアップが、そのマーケットをグローバルに捉えていることにあります。一方で日本のスタートアップは、その市場を国内のみで考えているケースも多く、結果としてユニコーンの数が伸びていないのです。
そんな問題意識からデジタルガレージのOpen Network Lab(以下「Onlab」、読み「オンラボ」)は2024年3月、「Global Fundraising Masterclass / Workshop」と題し、海外の優良ベンチャーキャピタル(以下「VC」)から資金調達を実現するためのセミナーとワークショプを、デジタルガレージグループの投資支援先を対象に開催しました。講師に招いたのは、日本で初講演となるDenes Ban氏。ハーバードやケンブリッジで教鞭を執り、CNBCやCitiでもセッションを実施。1000人超の起業家の資金調達を支援し、100社超のスタートアップに投資した結果、15のユニコーン輩出に貢献した人物です。