ハッブル宇宙望遠鏡による超新星「SN 2018gv」からの光のタイムラプス 。
NASAは先日、イスラエル初となる宇宙望遠鏡の打ち上げを担当すると発表しました。2026年に静止軌道への投入が予定されているUltraviolet Transient Astronomy Satellite (紫外線過渡天文衛星、以下ULTRASAT)は、超新星爆発や中性子星の合体といった短時間での天文現象を詳しく調べるミッションです。
この望遠鏡は広い視野で宇宙の広域を観察して、突発天体現象を見つけるというもの。望遠鏡の観測は紫外線の波長で行なわれますが、重力波を観測するLIGO科学コラボレーションなどからのデータとも組み合わせることもできるとか。
科学者たちは異なる観測手段からの観測結果を結び付けることで、超新星爆発や中性子星同士の合体といった宇宙で最も激しい事象についての新たな知見を集められるようになります。