「狙われる医療機器 ~リバースエンジニアリングを用いた医療機器の脆弱性の特定~」
日時 :
10月29日 – 10月30日
10月29日 3回各50分 (11:00~, 14:00~, 17:00~) (JST)
10月30日 2回各50分 (11:00~, 14:00~)(JST)
会場:
ベルサール渋谷ガーデン
〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-17
住友不動産渋谷ガーデンタワー 1F・B1
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Overview:
このワークショップでは、医療機器分野におけるサイバーセキュリティの現状に関する研究をご紹介します。広く普及している血糖値の測定とモニタリングを行う医療機器を例にとり、リモートでコードが操作されかねない脆弱性(Remote Code Execution、RCE)に焦点を当てます。脆弱性の特定からその脆弱性が医療機器を制御不能にする状況について、デモをします。医療機器の構造理解、ファームウェアの抽出、アタックサーフェイスの分析などをステップごとに解説し、脆弱性をついた不正操作について議論し、医療業界が直面するサイバー脅威、医療機関が講ずるべきサイバーセキュリティについて考察します。
*内容とスケジュールは都合により変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。 -
受講対象者:
サイバーセキュリティに関する技術的知識や専門的知識に長けている方、または今後、サイバーセキュリティ、特に医療分野に関する知見を深めたいと考えている方
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スピーカー:
Mr. Ben (MEDIGATE CORPORATION) 日本語PPT(逐次通訳付き)
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プロフィール:
テルアビブ大学 理学士号 (物理、及びコンピューターサイエンス)
ワイツマンインスティテュート 理修士号(物理)
イスラエル国防軍情報部に7年在籍し、サイバーセキュリティと組込みリアルタイムシステムの研究開発を担当、大尉として退役。その後、2017年の設立当初よりMEDIGATE CORPORATIONに勤務。