credit: 北國新聞 November 30, 2024
輪島市は人工知能(AI)を活用し衛星画像データを解析、水道管の漏水箇所の調査を開始する。元旦の地震で大規模な漏水が続いており、最先端技術を駆使して迅速な修繕が進められている。
この解析は復興支援を目的としたもので、イスラエルのインフラ解析会社アステラ社と日本の代理店であるジャパン21(愛知県豊橋市)が調査費用を負担し、データを同市に無償提供する。
人工衛星から地表にマイクロ波を照射し、水道水からの反射をAI解析で検出する。飲料水は不純物が少なく、河川など他の水とは性質が異なるため、半径100メートル単位で漏水箇所を絞り込むことができる。
市によると、地震で破損した水道管は市内全域で漏水が続いており、現在、1日当たり約1600立方メートル(25メートルプール3杯分)が漏れているという。
また、アステラ社は、衛星画像を使った水道管漏水調査について、大分県から業務委託され、
2023年には同社CEOのエリー・ペレツ氏が大分県を表敬訪問している。その際の詳細はこちら。