イスラエル経済産業省 外国貿易局
イスラエル経済産業省 外国貿易局は、イスラエル国家の国際的な貿易政策の管理と指導を担当しています。活動の主な分野は、貿易と輸出促進、イスラエルの交易条件改善のため貿易協定の創始と維持、外国投資の奨励、外国企業と戦略的協力関係の作成等の活動を含むみます。イスラエル国内での活動と共に、世界市場で、産業貿易労働省の運用アームを構成する経済代表者のネットワークを管理運営しています。
- 既存市場での活動を深めイスラエル産業界を支援、そして新たな市場への浸透
- 国外マーケティング活動における個々の輸出業者への随行と支援
- 国際貿易協定の創設と適用、そして既存の契約の維持
- 投資と戦略的協力関係の向上
- イスラエルの産業と経済のイメージの啓発
- 不正競争の防止 – ダンピング
駐日大使館経済部について
イスラエル大使館経済部は日本全国において多彩な活動を展開しています。その基本的な任務は、イスラエルと日本両国間における貿易ならびに各種商取引の振興と経済協力であるとともに、研究開発における二国間の相互協力の推進です。この任務を達成する為に、イスラエル大使館経済部は日本とイスラエルにおける様々な商工業活動を立ち上げ、組織化し、これに参加して参りました。
当経済部は日本経済界がイスラエルとの間に効果的な連帯関係を確立する為の支援を積極的に行います。これと同時に当経済部では、日本市場について豊富な経験を積み、理解を深め、日本国内でのネットワークを構築し、さらには、部内に多言語グループを擁する事で、イスラエル企業の日本におけるビジネスチャンスを多角的に支援しております。
またイスラエル大使館経済部は、イスラエル企業による日本での見本市出展活動や各種商業目的イベントへの参加を支援、奨励するとともに、日本企業に対して、イスラエル視察団への参加や、現地展示会やその他の商業イベントへの出展を推奨しています。
ダニエル・コルバー経済担当公使兼経済貿易ミッション代表
ダニエル・コルバー(Daniel Kolbar)は2020年10月に日本に就任しました。それ以前は外国貿易管理局で二国間貿易協定の責任者を務めていました。この間、EU、ラテンアメリカ、ユーラシア、EFTAとイスラエルの貿易関係を担当し、ユーラシア経済連合やグアテマラとの自由貿易交渉を牽引しました。
2013年にはリオデジャネイロにイスラエル経済貿易ミッションを設立し、2017年12月まで在ブラジル経済総領事を務めました。2010年から2013年の間、貿易政策問題を担当し、インド、コロンビアとの自由貿易交渉を調整しました。
外交官としてのキャリアを積む以前は、スイス、オーストラリア、タイ、スペインで8年間、ホスピタリティ・マネジメントの仕事に従事していました。
テルアビブ出身。スイスのエコール・オテリエール・ド・ローザンヌ(EHL)で国際ホスピタリティ・マネジメントの学士号、テルアビブ大学で外交学の修士号、バル・イラン大学で法学の修士号(非陪審員向け)を取得しています。また、6カ国語に精通しています。