• 2017.08.03
  • 投資・VC

イスラエル大使館経済部が支援するイスラエル-日本両国で活動するスタートアップ企業IQPを米ゼネラル・エレクトリックが買収することになりました。以下イスラエルの日刊紙Haaretzの記事の要約文です。

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米ゼネラル・エレクトリック(GE)がイスラエル-日本のIoTスタートアップIQPを約4000万米ドルで買収することがわかった。

IQPはIoT(モノのインターネット)用のコードフリーのアプリ開発環境を提供している。同社はGuy Kaplinsky 氏・Maki 氏夫妻が 2011年に日本で設立した企業で、イスラエルのヘルツェリアに研究開発センターを有する。同社は2016年に事業拡大を期して本社を日本からシリコンバレーへ移転させた。同社は富士通から600万米ドルの出資を受けている。

IQPの社員15名はGEデジタルのヘルツェリア開発センターの一部として「Predix」ソフトウェアプロジェクトに編入される見込み。GEとIQPは以前にヘルツェリアでGEデジタルのアクセラレータとして協業した経緯がある。

IQPの顧客にはトヨタ自動車、富士通、モトローラ等が名を連ねる。また同社のアプリは構築しやすく、ウェブ構築ツールのWixと同じように使用できる。

GEデジタルの William Ruh氏(CEO)は「IQPの買収によってPredixシステムがより使いやすくなり、パートナー企業はロジカルにアプリ構築できるようになる」とコメントした。

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原文はこちらをご覧ください。(英語)

GE Buys Israeli-Japanese ‘Internet of Things’ Startup for $40 Million