• 2018.04.16
  • ライフサイエンス

Israel’s Global Impact on Medical Innovation Displayed at CMEF in Shanghai

イスラエルはわずか850万人の国家に対して、医療革新、デジタル・ヘルスの最高峰の研究開発が行われており、画期的な技術による世界規模の医療機器の開発はせかいでも重要な位置にあります。 イスラエルの有名な学術機関、医療機関、官民投資モデル、起業家精神は、デジタルヘルス分野の成長、特に医療機器の革新を支える重要な要素となっています。

数々のイスラエルの有力医療機器メーカーが、4月11-14日に上海の中国国際医療機器展(CMEF)で製品を展示しました。 アジア太平洋地域で最大の医療機器見本市であるCMEFでは、医療機器メーカー、政府機関、病院のバイヤー、ディーラーを代表する約12万人の出席者がホストされました。 ライフサイエンス分野で1,400社以上の企業が参加し、イスラエルの革新的な医療技術のインキュベーターとして世界的に名を馳せたことで、同国のヘミュテック・パビリオンはCMEFで一役買っています。

では、22のイスラエル出展企業のうちの一部をご紹介いたしましょう。

  • BioBeatは、バイタルの遠隔監視を容易にするウェアラブル機器。バイタルを継続的かつ非侵襲的に監視することができ、ユーザーデータをスマートフォンアプリとクラウドに自動的に送信することで患者を快適な自宅にて治療できるようにします。
  • ElMindAは機械学習と高度なアルゴリズムを使用して、脳の下にある電気生理学的活動を測定する脳ネットワーク活性化(BNA)テストを実施しています。医師は、BNA検査により、知覚処理、注意、記憶を含む広範囲な脳機能を監視することができるのは、アルツハイマー病、脳損傷、うつ病などの病状の治療に重要な意味合いを持ちます。
  • 3D Systems’先端の外科専門家、医学界、教育者と協議して開発された3D Systemsの最新のシミュレータは、複数の分野にまたがる外科医を養成します。基本的で不可欠な外科手術からヘルニア手術および胃バイパス手術まで、3D Systems社は市場で最も広範囲な手術シミュレータ製品ラインを開発しました。

イスラエルは、人口の推定98%のデジタル化された医療記録を持つ、デジタルヘルスケアの先駆的導入国です。 最近発表された取り組みとして、イスラエルは患者のケアを改善しながらデジタル健康のパイオニアとしての地位を固めることを目標とし、患者が選ぶことができるデジタルヘルスケアデータベースに今後5年間で10万人の住民を登録する予定です。 この取り組みはイスラエルのヘルスケアエコシステムを反映しており、イノベーションと患者中心の医療は活気的かつ健康的な社会の心臓部であると言えるでしょう。

詳細はイスラエル大使館経済部までお問合せ下さい。